ひと―参加者インタビュー
浅田 和恵(あさだ・かずえ)さん (奈良県から参加、64歳)
浅田和恵さん
船に乗る前は?:
 デパート販売です。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 以前からポスターを見かけていて、縁があれば行けるかも、と思っていたんです。実現しましたね。

64回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 ちょうどいろんな周りの状況が良くなったし、私自身の健康が今がベスト。しかも、このクルーズの回数と同じ数字(64)の誕生日を、南極で迎えられる。――これらがこのクルーズに決めた理由です。

これまでで印象深い寄港地は?:
 まずプンタアレナス(チリ)。パイネ国立公園の雄大で清々しい絶景が、本当に素晴らしかった。それからケープタウン(南アフリカ)。晴天にも恵まれ、町の背にそびえ立つテーブルマウンテンのテーブルクロス現象(※)も見られて、とても良かったです。
※テーブルクロス現象:テーブルマウンテンの平らな頂上部分に、クロスをかけるように雲がかかる、美しい現象。

船内でお気に入りの場所は?:
 インターナショナルラウンジの窓側。波を見ながら手紙を書いたり、ボーッとしたりするのが好きです。

この旅で食べた美味しいものは?:
 プンタアレナス(チリ)で食べたセントージャとアワビ料理。

最近参加した船内企画は?:
 モナリザ囲碁フェスティバル。乗船前は「白と黒の石を使う」くらいしか知らなかったのですが、少しずつ楽しみ方がわかるようになって、老後の楽しみが広がりました。老化防止にもなりそうです。

これまでに購入したお土産物はありますか?
 イースター島で、モアイのモチーフがついたお酒を。

一言メッセージ:
 初めての挑戦を色々経験できてあっという間の3ヶ月。知らなかった事を知る楽しみが広がりました。
森 克利(もり・かつとし)さん (長野県から参加、33歳)
森克利さん
船に乗る前は?:
 SEです。

64回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 ちょうど会社を退職したところだったので、タイミングが良かったんです。

これまでで印象深い寄港地は?:
 南極。ここでしか見られない景色だと思いました。

船内でお気に入りの場所は?:
 リビエラバー。それぞれの時間を楽しめる場所なので。

この旅で食べた美味しいものは?:
 ベトナムで食べたホワイトローズ。蒸し餃子のような感じで美味しかったです。

最近参加した船内企画は?:
 洋上大運動会。みんなで作っていくのが楽しいですね。

これまでに購入したお土産物はありますか?
 プンタアレナス(チリ)でアンティークな小物を。

一言メッセージ:
 このクルーズの経験は私の宝物です。
笹木 育美(ささき・いくみ)さん (北海道から参加、25歳)
笹木育美さん
船に乗る前は?:
 看護師です。

ピースボートを知ったきっかけは?:
 父が若い頃に1ヶ月くらいの船旅を経験していて、その思い出話をよく聞いていたんです。そんなこともあって、私も小さいころから船旅をしてみたいと思っていて、ピースボートのことも、街中のポスターなどでずいぶん前から知っていました。

64回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 ちょうど、仕事を一段落させて何か違うことをしてみたいと考えた時、思い浮かんだのが船旅とワーキングホリデー。その中で、このクルーズは、時期がピッタリだったんです。ピースボートも選択肢の一つ、なんて思っていたんですが、1週間後にはお金も入れて、「絶対行く」と決めてました(笑)

これまでで印象深い寄港地は?:
 シンガポール。「普通に都会」といったイメージしか無かったんですが、実際には、さまざまな人種の人たちが一緒に暮らす国で、ビックリしました。宗教や文化、肌の色や言葉、それらが全部違っても、普通に仲良く暮らせるじゃん!と思って。印象的な寄港地のひとつです。

船内でお気に入りの場所は?:
 9Fの前方デッキ。晴れた夜は星がすごくキレイだから。北海道も冬の夜は星がきれいですが、船の上で見る星は、すごすぎる!!

この旅で食べた美味しいものは?:
 シンガポールのリトルインディアで食べたカレー。バナナの葉っぱをお皿に、手で食べる、本格派のカレーでした。それから、プンタアレナス(チリ)の交流プログラムで食べたお菓子。カウンターパートナーの皆さんが「歓迎の気持ちをこめて」と作ってくれたもの。甘いモノはもともと大好きだけど、その気持ちがとっても嬉しかったです!

最近参加した船内企画は?:
 近日中に開催する洋上大運動会に、実行委員会として参加しています。やりたいことと、実行委員としてやらなきゃならないことがとにかくたくさんあって、ちょっと焦ってます。でも、ぜったいいいものになるはず!楽しみです!!

これまでに購入したお土産物はありますか?
 各寄港地でのいろんな出会いや思い出話がメイン。モノはあんまり買ってません。

一言メッセージ:
 この船に乗れて良かった!!乗ったことで出逢えた人や出来事やモノに感謝!れから、この船に乗るにあたって応援してくれた家族・友達を含め、色んな人に感謝!!どうもありがとーーー☆
藤井 光男(ふじい・みつお)さん (群馬県から参加、61歳)
藤井光男さん
船に乗る前は?:
  公務員。

64回クルーズに乗船を決めた理由は?:
 退職して時間に余裕ができたのと、世界中の地層が見たいと思って地球一周を決めました。このクルーズに参加したのは、南極を含む、南半球をめぐる航路だったから。来年は忙しくなりそうなので、今回参加できて良かったです。

これまでで印象深い寄港地は?:
 ブエノスアイレス(アルゼンチン)。落ち着いた良い町でした。
 それから南極。氷河、モレーン、流氷、地層…様々なものを見ることができました。

船内でお気に入りの場所は?:
 洋上居酒屋「波へい」。メニューに日本食があって、美味しいです。のんびり飲めるのがいいですね。

この旅で食べた美味しいものは?:
 ブエノスアイレスのカフェのコーヒー。店員さんの感じも良かったです。

最近参加した船内企画は?:
 「モナリザ碁会所」という、船内の囲碁グループ。囲碁が好きなんですが、仲間が集まっているのか気になって、毎日、碁会所に顔を出さないと落ち着かないんです(笑)

これまでに購入したお土産物はありますか?
 アルゼンチンで、レザーの青い背広を買いました。それから、各寄港地の「道ばたの小石」。これもけっこう面白いんです。

一言メッセージ:
 船内では、静かに読書したり、短歌を作ったりしようと思い一人部屋を選びましたが、いつも出歩いています。次回は妻と参加したいですね。