PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.196 5月25日号
先週のピースボート
韓国での歴史認識シンポジウムにスタッフが参加
  5月20日〜22日、韓国・ソウルで開かれたシンポジウム「日本の過去清算を要求する国際連帯協議会」に、スタッフの野平晋作が参加した。
 国際連帯協議会は、日本や韓国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)など7ヶ国・地域の市民運動家によって構成される団体。3日間にわたるシンポジウムでは、過去に日本軍がおこなった侵略や、戦後の補償問題などがとりあげられ、最終日には、日本政府による謝罪と真実の究明などを求める声明が採択された。
 「戦後」60年となる来年、2005年――それに向けて、今後、世界的な市民活動を展開していくことなども声明の中には盛り込まれたという。


今後のピースボート
WorldPeaceNow主催のシンポジウムにスタッフが出演
 5月30日、東京・千代田区でおこなわれるシンポジウムに、スタッフの吉岡達也がパネラーとして出演する。
 これは、一昨年、イラク空爆に反対する市民団体が結成したネットワーク「WorldPeaceNow」が開催するもの。今回のテーマは、「自己責任」。今年4月、イラクでの日本人人質事件の際、「自己責任論」が広まったことについて、ジャーナリストやNGO活動家がそれぞれの立場から提言するというもの。この中で吉岡は、人質事件が起こった際にカタールへとび、衛星テレビ局「アルジャジーラ」を通じて人質解放を訴えた時の経過なども語る予定。詳しくは下記の通り。

シンポジウム「自己責任論」をめぐって 
[パネリスト]

[司会]
野中章弘(アジアプレスインターナショナル代表)
吉岡達也(ピースボート共同代表)
西野留美子(VAWW-NET Japan共同代表)
日時: 5月30日(日) 13:30〜16:30
場所: 在日本韓国YMCA 9F
(JR水道橋駅から御茶ノ水方面へ徒歩5分/TEL:03-3233-0611)
参加費: 700円
お問合わせ: 市民連絡会
東京都千代田区三崎町2-21-6-302
TEL:03-3221-4668/FAX:03-3221-2558
主催: World Peace Now実行委員会


ピースボートが「有事法制」を考えるシンポジウムの協賛団体に
 6月20日、東京・御茶ノ水にてシンポジウム「イマジン――戦争をする国・日本」が開催される。
 このシンポジウムには、ピースボートの水先案内人でもある俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21・事務局長)、野中章弘さん(アジアプレス代表)などがパネラーとして出演、それぞれの立場から、日本の現状と将来の姿について提言するというもの。ピースボートは、この会の協賛団体として、企画段階から関わってきた。
 詳しい日時・場所などは以下の通り。なお、お問い合わせはピースボート事務局(TEL:03-3363-7561)、担当・野平まで。

緊急シンポジウム「イマジン――戦争をする国・日本」 
日時: 6月20日(日) 13:30〜17:00
場所: 明治大学・リバティホール
・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」御茶ノ水口徒歩4分
・地下鉄丸の内線「御茶ノ水駅」御茶ノ水口徒歩5分      
・地下鉄千代田線「新御茶ノ水駅」B5出口徒歩5分
参加費: 500円(中高生無料)
プログラム: [第一部]
『有事法制と戦時体制づくり』
山田朗(明治大学教授)
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[第二部]
パネルディスカッション/質疑・討論     
『教育・教育基本法・歴史修正主義』  
俵義文(立正大学講師)
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『メディアと報道統制』       
野中章弘(アジアプレスインターナショナル代表)
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『市民に向かう生活監視のバッシング』
川口和子(弁護士)
[コーディネーター:西野瑠美子(VAWW-NET共同代表) ]

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