イラク人質事件をめぐって――報告会にスタッフが参加
先月起こった、イラクでの日本人誘拐事件。人質となった日本人は全員、無事解放されたが、米軍やイラク市民の現状・日本政府の対応の是非などをめぐってさまざまな論議がなされた。そのひとつとして、今週、ピースボートの水先案内人でもあ
るジャーナリスト・広河隆一さんの発案により、人質となったジャーナリストやNGO活動家による「帰国報告会」が開催される。この会にピースボートスタッフの吉岡達也も参加することになった。
事件当時、ピースボートでは吉岡をアラブの衛星テレビ局・アルジャジーラのあるカタールへと派遣。同放送局の番組に生出演し、アラブ社会に呼びかけをおこなっている。当日はその経緯などを中心に、イラクの現状についても語る予定。報告会の詳細は以下のとおり。
「5/20 帰国報告集会」 |
[報告]
[リーディング]
[出演] |
渡辺修孝、安田純平、郡山総一郎
渡辺美佐子「イラクからのメッセージ」
武者小路公秀、吉岡達也ほか |
日時: |
5月20日(木) 18:30〜 |
場所: |
なかのZERO小ホール
(JR中央線・地下鉄東西線 中野駅南口を左へ徒歩8分) |
参加費: |
1000円 |
お問合わせ: |
米兵・自衛官人権ホットライン
TEL:03-3369-3977/E-mail:gi-heisi@jca.apc.org |
主催: |
5.20実行委員会 |
「カリブ海の真珠」キューバは、いま――ピースボートで「報告会」を開催
東京・高田馬場のピースボート事務局にて、在日キューバ大使館職員を招いてのキューバ報告会が開催されることになった。
ここのところ、イラク戦争など中東関連がクローズアップされている米国外交だが、その一方で、カリブ海に浮かぶ小さな島・キューバ共和国に対する経済制裁もますます厳しくなっている。今月に入ってからも、米国はキューバへの送金や渡航制限をよりいっそう強化する方針を打ち出している。今回の報告会は、これまで幾度にもわたって寄港し、キューバとの関わりを深めてきたピースボートでおこなわれることになった。
報告会は5月26日(水)午前11時から、ピースボート事務局・セミナールームにておこなわれる(参加無料)。お問い合わせはピースボート事務局、担当・野平まで。
→TEL:03-3363-7561/ウェブサイトからのお問い合せはこちら
「在日外国人」をテーマに上映会を開催
5月30日、東京・高田馬場のピースボート事務局にて、映画「リトルヤンゴン物語〜僕の隣のビルマ〜」が上映される。
これは、在日外国人・難民の権利を中心に活動している市民団体「Fika」との共催。作品は、東京・新宿にある在日ビルマ人コミュニティと日本人との交流をテーマに描かれている。国連で定められた「世界難民の日」である6月20日を前に、まずは日本の「外国人」を知ろうと、これまでも各地で上映会をおこなってきたという。上映会の詳細は以下のとおり。
日時: |
5月30日(日) 15:30〜(15:00開場) |
場所: |
ピースボート事務局 セミナールーム
JR・西武新宿線・地下鉄東西線 高田馬場駅より徒歩7分 |
参加費:
※ |
1,000円(高校生以下500円)
ビルマのお茶とオーガニックのお菓子付 |
主催: |
Fika Project(http://www.geocities.jp/snoop3326) |
共催: |
ピースボート
VJU-Video Journalists Union |
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