□働く人たち
みんなが楽しく、快適な生活が送れるように…と日々頑張ってくれている、船内の『縁の下の力持ち』たち──そんな人たちにスポットを当てて、知られざる活躍をご紹介!!
船内テレビの「トパーズTV」を制作しているのは「U-STYLE」。船内お役立ち情報から、お笑いモノまで、内容盛り沢山の番組を毎日制作しています。
「トパーズTVがあることが、船内の日常になることを目指してます」と言うのは、撮影担当の中本祥二郎さん。撮影風景はこんな感じ──真剣です!!
こちらはみんなのオアシス、ともいうべき売店。船内の売店では4人の参加者とGETの語学教師1人が、ボランティアで店長の田村さんを手伝ってます。
「ボランティアさんがいなかったらメシも食う時間ないですから、とても助かってます」と田村さん。写真右は「マクドナルドのアルバイトで身につけたスマイルが売り」、という野川環さんです。
毎晩多くの人が集う洋上居酒屋「波へい」では、アルバイトとして働いている人も。船の上で働くというだけでも貴重な体験なのに、「ここだと、普段は話をしないようないろんな年代の人と話せるし、たくさんの人に顔を覚えてもらえる」と、鈴木薫さん(写真右)が言うように、ピースボートならではの特典もある、オイシイお仕事です。
船内企画には欠かせない音響担当、『PA』。「発表者がどれだけ上手にしゃべっても、聞き手には30〜40パーセントしか伝わらないんだそうです。その理解率を少しでも高めるべく、頑張ってます」と山田恒揮さん。多くの企画の裏で映像・音響・照明を巧みに操る縁の下の力持ちです。
最後は、もう毎日欠かせない存在となった船内新聞「SEA SUR(シーサー)」を作っている新聞局。
細かい作業は毎日21時から始めて、終わるのは早くても午前3時〜4時、遅いときは6時くらいまでかかるとか──参加者紹介コーナーの似顔絵を多く手がける佐々木香さんは「自分の描いた似顔絵の本人から『ありがとう』と言われたときは嬉しかったです」とコメント、大変なだけにやりがいもある新聞局です。
(島田綾)
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