赤道直下の都市「キト」へ
「エクアドル」とは「赤道」という意味ですが、かつてインカ帝国の栄えた首都キトは、まさに赤道直下。標高2800メートルのために薄い空気でちょっと頭をふらつかせながら、世界遺産にも登録された旧市街をめぐり、赤道記念館も訪れました。果たしてそこに赤い道はあるのか?その答えは…
赤道直下にある都市の中で、キトは世界第3位の標高に位置するのだとか。「暑い」と勝手に思いこんでいた私たち一行は、長袖姿で赤道線をまたいで大撮影大会。そして、赤道線はご覧の通り“黄色”でした。
赤道線の延長上に建てられた記念碑は高さ30m。てっぺんには直径4.5mもある球がのっている。ここは博物館にもなっていて、4Fの頂上には展望台もあるという。
しかし残念ながら工事中のため、屋上から周囲を望むことはできず。これもまた思い出のひとつに。
キトは、 かつてはインカ帝国の北の都として栄えた地。1976年に世界遺産に登録され、コロニアル建築や修道院、教会等の宗教的な建物が建ち並ぶ。
ラテンアメリカでは一番保存状態がよいと言われているそうで、この日も観光客や地元の人々で賑わっていました。
(片野)
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