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「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間

「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間
2015年4月3日、南相馬市・桜井勝延市長に活動報告をしました
「福島子どもプロジェクト2015年春休み」に参加した南相馬市の中学生12名が、ピースボートショートクルーズ2015春に乗船し、船上や沖縄、福岡、済州島、広島といった寄港地で、数えきれないほどの出会いや学び、様々なチャレンジを通して、ひとまわり大きく成長して帰ってきました。
2015年4月3日、南相馬市・桜井勝延市長に活動報告をしました
「福島子どもプロジェクト2015年春休み」に参加した南相馬市の中学生12名が、ピースボートショートクルーズ2015春に乗船し、船上や沖縄、福岡、済州島、広島といった寄港地で、数えきれないほどの出会いや学び、様々なチャレンジを通して、ひとまわり大きく成長して帰ってきました。

南相馬の中学生12名が、アジアをめぐるショートクルーズでさまざまな体験を行いました

「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間
久しぶりの海!心ゆくまで遊び尽くしました
2011年夏にはじまった当プロジェクトは、福島第一原発事故の影響を受けた子どもたちの保養を目的に始まりました。その後も「夢」と「健康」をテーマに国際交流プログラムを行い、これまでに福島県内の小中学生、高校生、大学生ら80名以上が参加。今回が5回目の実施となりました。

「海でつながるアジア 自然と歴史を学ぶ旅」をテーマに実施した今回のプログラム。沖縄では大自然を心ゆくまで堪能し、韓国・済州島では植生の宝庫である火山島の森のトレッキングや餅作り体験を行いました。

「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間
平和記念資料館にて。一枚の写真から当時の様子を想像します
福岡では、大刀洗平和記念館を訪れ特攻隊や福岡大空襲、憲法について学び、広島では、原爆ドームや平和記念資料館を訪れ原爆の被害について学びました。
「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間
リーダーシップのトレーニングワークショップに参加しました
船内では、落語家、フォトグラファー、被爆者、彫刻家、スポーツ選手など様々な分野で活躍する方々から人生や仕事についての話を聞き、将来の夢について考えました。また、13カ国以上から乗船した多国籍な参加者と国際交流を行ったり、各国の大使館関係者と交流したりと、英語、ポルトガル語、韓国語、イタリア語など、多様な言語でコミュニケーションをとりました。
「福島子どもプロジェクト2015年春休み」報告−学びと成長の9日間
発表会終了後に記念撮影。こんなにも多くの人たちが子どもたちの成長を見守ってくれました
毎日が出会いと発見の連続であっと言う間に時間は過ぎていきました。洋上で過ごす最後の日。お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて旅の学びを報告しようと「船旅発表会」を行いました。「新しい国、言語、人との出会いについて」「戦争について」「出会ってきた水先案内人の話しについて」、そして時には「食べ物について」。この旅を通して学んだことや感じたこと、これからの希望について、十二人十二色。一人ひとり、自分の言葉で発表しました。

旅が始まった頃のどこか不安げな表情から一変し、まっすぐしっかりと自分の意見を発信する姿に、あらためて子どもの可能性を感じさせられました。気がつけば、70名を超える人びとが子どもたちの声に耳を傾けてくれました。
クルーズ終了後は南相馬に戻り、最後の仕事として南相馬市役所を訪れました。そして桜井勝延市長に活動報告を行いました。そのときの様子が、以下メディアで紹介されました。

福島民報「体験成長の糧に 市長に活動報告」(2015年4月7日朝刊)

福島民友「多文化交流成果伝える 南相馬」(2015年4月7日朝刊)

そのほか、臨時災害放送局 南福島ひばりFM(http://hibarifm.wix.com/870mhz)では、今回の旅の様子を4日間で計20回(3月26日、31日、4月2日、3日 12:00、再放送15:00、21:00、00:40、翌07:00)放送していただきました。


◆ ご支援のお願い

福島子どもプロジェクトでは、プロジェクトの持続のため募金の呼びかけを行っています。皆様のご協力をお願い申し上げます。

《郵便振替》

郵便振替口座 : 00120-9-488841  ※下6桁は右ツメ
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター
※通信欄に「フクシマ」とご記入ください

《銀行口座》

ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店(019店) : 当座0488841
口座名 : 社)ピースボート災害ボランティアセンター

※振込依頼人の前に「フクシマ」とお書きください ⇒ 例)「フクシマ ヤマダタロウ」
※三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行についてはお問い合わせください

《クレジットカードでの募金》 こちらをご覧下さい http://pbv.or.jp/donate/

※「福島子どもプロジェクト」は、国際NGOピースボートと一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターが共同で実施しています。

◆ 活動の記録
ふくしま支援ブログをご覧下さい。

今回のプロジェクト実施にあたり、多くの方々からご支援ご協力いただきました。これからも継続して活動を実施できるよう、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。