福島の教訓を伝えるブックレット、仙台防災会議から世界へ

プロジェクト:災害救援と防災
福島の教訓を伝えるブックレット、仙台防災会議から世界へ海外の人たちとともに福島やチェルノブイリの教訓を世界に発信した「市民が伝える福島 世界会議」にて。2015年3月11日
2015年3月14日から18日、仙台市にて国連防災世界会議が開催されました。世界中から、国連・政府関係者のみならず、市民レベルで約16万人が集まり、防災・減災に関して議論を交わしました。

市内では、国連主催の防災世界会議と平行して、市民社会が中心に行う市民防災会議も開催されて、ピースボートは双方に参加しました。

仙台と福島で、フクシマの声を世界へ伝えました

福島の教訓を伝えるブックレット、仙台防災会議から世界へ
東日本大震災と原発事故を経験した私たちにとって、津波・地震災害と原子力災害は切り離せるものではありません。世界の人々に対して、原子力災害、福島の「事例」を伝えるだけでなく、各自が自分の国の事情と重ねあわせて考えるための「教訓」を何らかの形でまとめ、伝える必要があるのではないか考えました。そこで、市民世界防災会議の主催者、「2015防災世界会議日本CSOネットワーク」※とともに、福島の教訓を界へ伝えるブックレット「福島 10の教訓~原発災害から人々を守るために~」を4カ国語に翻訳し(日本語・英語・中国語(繁体字)・韓国語)世界中から集まった人々へ配布しました。用意した1000部の英語版ブックレットがすぐに在庫切れとなるなど、好評でした。

また、防災世界会議にさきがけ、会議にあわせ来日した海外12ヶ国から招いたゲストとともに原子力に対する問題意識を喚起するため、福島県内でピースボート共催のイベント開催しました。
3月12日は福島県内での被災地や避難区域などをまわるフィールドエクスチェンジを行い、未だ仮設住宅で生活する被災者の声や、収束していない被害状況を見てもらいました。

翌日13日に、福島市内で「市民が伝える福島 世界会議」を開催、被災者や元農家、保養活動を進める地元の人に集まっていただき、原発に頼らない社会を作るために、福島の教訓をどのように活かせるかを話し合いました。

一連の活動は以下のメディアで取り上げられました。

福島の教訓を伝えるブックレット、仙台防災会議から世界へ
・毎日新聞(2015年2月25日)
ブックレット「福島10の教訓」有志製作

・朝日新聞(2015年3月14日)
福島の経験 世界に伝える NGOが世界会議

・東洋経済オンライン(2015年3月14日)
唖然!戦時下のヨルダンで原発建設計画
国連防災世界会議で浮かび上がる危機

・朝日新聞(2015年3月15日)
原発 なぜ途上国に輸出?

・朝日新聞(2015年3月15日)
仙台で国連会議開幕 福島の現状 地元から発言

・東京新聞(2015年3月16日夕刊) 
原発論議低調、批判の声 防災世界会議 参加者「関心そらす目的か」

・朝日新聞(2015年3月18日夕刊)
「福島10の教訓」4ヶ国語で 

・The Asahi Shimbun(2015年3月18日)
FOUR YEARS AFTER: NGOs introduce '10 Lessons from Fukushima' booklet at U.N. disaster conference

・社会新報(2015年3月25日)
反原発運動の糧に NGOがブックレット刊行

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