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PEACE&GREEN BOAT2014に、在日ブラジルユースの乗船が決定

PEACE&GREEN BOAT2014に、在日ブラジルユースの乗船が決定
10月に出航する日韓クルーズPEACE&GREEN BOAT2014で取り上げるテーマのひとつに、「多民族・多文化社会」があります。
10月に出航する日韓クルーズPEACE&GREEN BOAT2014で取り上げるテーマのひとつに、「多民族・多文化社会」があります。
この日韓クルーズへの、在日ブラジル人中学生2名の乗船発表式が、9月25日、東京・五反田にあるブラジル領事館にて行われました。これは、ピースボートとブラジル領事館によるプロジェクトの一環として行われたもので、選ばれた中学生は船内で自らの経験を共有し、交流に参加します。2名は、ブラジル領事館主催のエッセイコンテスト「ブラジル人としてアジアで暮らすということ」(13~18歳の在日ブラジル人対象)で選抜され、発表式当日はマルコ・ファラーニ領事より賞状が贈られました。


選ばれたのはルーカス・マツモトさん(14歳、写真左)とサマラ・セザールさん(15歳、写真右)で、いずれも群馬県在住の中学生。47名の応募の中から選ばれたことに、「嬉しい!信じられない」「船内でも港でも、いろいろなひとと出会いたい」と喜び、「多文化共生の企画づくりにも積極的に参加したい」と意気込みを語りました。(写真中央は、マルコ領事)

同席したピースボートの吉岡達也は、「日本で暮らすブラジル人の若者2人の存在は、アジアとラテンアメリカの懸け橋。バックグラウンドの違う人びとのコミュニケーションや共同生活は、紛争の解決や平和で持続可能な社会の構築に大きなヒントを与えてくれる」と話しました。在日ブラジル人コミュニティー支援を続けるマルコ領事は、「若者たちに未来への希望を与えたい。このようなプロジェクトは、社会を良くするために必要」と語りました。

ポルトガル語、英語、日本語を巧みに話す2名。家の中と外の異文化に生きてきたことを「冒険と葛藤だった」と話します。船内では、在日コリアンとして多文化共生をテーマに行動してきた水先案内人の金朋央(キム・プンアン)さんの企画に、スピーカーとして参加する予定です。