モロッコのストリートチルドレンをサポート ーカサブランカ:

寄港地エリア:アフリカ クルーズ: 第83回 地球一周の船旅
モロッコのストリートチルドレンをサポート ーカサブランカ:参加者と子どもたちで修繕・掃除をした建物。38人の子どもが暮らす場所になります。
第83回ピースボートで2014年4月に訪れたモロッコ、カサブランカで行われた交流プログラムの報告をお届けします。
モロッコのストリートチルドレンをサポート ーカサブランカ:被爆者の服部道子さんもこのプログラムに参加し、ベイティの若者との交流を楽しみました。
モロッコ最大の都市カサブランカは、商業の中心地として栄えてきました。また、迷路のような旧市街やハッサン2世モスクといった魅力的な観光地も有名です。一方、450万の人口を抱えるこの町では、貧困や失業問題、多数のホームレスなど数々の社会問題も抱えています。今回紹介する交流プログラムは、そうした社会のひずみからストリートにこぼれ落ちた子どもたちを支援するNGOを訪れました。

アラビア語で「われわれの家」を意味するNGO「ベイティ」は、カサブランカ郊外に3つの施設を持ち、周辺地域のストリートチルドレンの支援を続けてきました。設立された1995年から現在までに2万人以上の若者の、衣食住や教育の支援を行っています。

参加者の乗ったバスが施設に到着すると、幼い子どもたちと、ベイティの教育主任であるハミッド・タシュフィーヌさんが出迎えてくれました。ハミッドさんはこのように説明してくれました。
「ここで暮らすほとんどの子どもたちは、施設から道を挟んだ向かいにあるスラムの出身です。彼らの多くは厳しい路上生活を送ってきました。この施設では、5歳から18歳の子どもを対象に、社会参加と経済的な自立ができるように支援をしています」。
モロッコのストリートチルドレンをサポート ーカサブランカ:ヘナ・タトゥはモロッコの伝統的な芸術。ボランティアの方が参加者の手に描いてくれました。
このプログラムには、長年ユニセフの活動に関わり子どもたちを支援してきた女性も参加していました。彼女は以前、アフリカを旅行した際にモロッコのストリートチルドレンについて耳にしてからずっと気になっていました。今回、実際に子どもたちとの交流を通して、助けを必要としている子どもたちを支援したいという思いを新たにしたと言います。そして、このように語ってくれました。

モロッコのストリートチルドレンをサポート ーカサブランカ:ピースボートからのお礼の品を受け取るハミッド・タシュフィーヌさん(写真左)。
「子どもたちの生活環境や抱える困難について、自分の目で見て学ぶことができました。日本に帰ってからは、日本の子どもたちにも、世界には路上生活をしている同年代の子どもがたくさんいるということを伝えていきたいと思います」。

※当記事は、英語のリポートに基づいて編集されたものです

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