広島で被爆されたブルネイ初代首相と面会しました!

プロジェクト:おりづるプロジェクト 寄港地エリア:アジア クルーズ: 第83回 地球一周の船旅
広島で被爆されたブルネイ初代首相と面会しました!(ユスフ氏のご自宅で、おりづるプロジェクトのメンバーと集合写真)
第83回ピースボートでブルネイ(ムアラ港)入港の際、おりづるプロジェクトの被爆者8名とユース非核特使2名が、ブルネイの初代首相であり、広島の被爆者でもあるペンギラン・ユスフ氏(92歳)を訪問しました。
ペンギラン・ユスフ元首相は、第二次世界大戦中に留学生として来日、広島大学で1945年4月から学んでいました。そして、8月6日に広島で被爆されます。ユスフ氏はかろうじて生き残りますが、同じブルネイの留学生2名は亡くなっています。

 帰国したユスフ氏は、当時イギリスの保護国であったブルネイで頭角をあらわし、1966年に同国の初代総理大臣に任命されました。また、国務長官在任中に天然ガスの対日輸出を開始し、日本企業と協力して対日安定供給に道を開きました。ブルネイ日本友好協会の創設と日本との国交回復の際にも大きな役割を果たしています。

 ユスフ氏は、今日のブルネイでももっとも尊敬される政治指導者で、ブルネイの人々にとって広島・長崎の原爆投下は彼にまつわる物語として知られているとのことです。

 おりづるプロジェクトのメンバーとの面会が行われたのは3月20日で、翌日の「ブルネイ・タイムズ」紙には、関連の記事が掲載されました。面会では、ご高齢もあり、口数は少なかったのですが、日本のことを話すと終始笑顔で「日本語は忘れてしまいました。また行きたいなあ」とくり返して語られました。

 なお、ユスフ氏の被爆体験談は1971年にNHKで「被爆者ユソフ、ブルネイ王国首相の証言」として放映され、番組は第9回プラハ国際テレビ祭で佳作を受賞しています。

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