ストックホルム寄港にあたり、スウェーデンの国会議員と核廃絶声明を発しました

プロジェクト:核廃絶 寄港地エリア:ヨーロッパ クルーズ: 第79回 地球一周の船旅
ストックホルム寄港にあたり、スウェーデンの国会議員と核廃絶声明を発しましたスウェーデン国会議員を訪問。共同声明を発表しました。
2013年5月16日、第79回ピースボートはストックホルムに寄港しました。

ストックホルム寄港にあたり、ピースボートは現地市民グループと共に核兵器廃絶を求めるアクションを行いました。クリスター・ウィンバック国会議員と吉岡達也ピースボート共同代表は、核兵器廃絶に向けた協力をうたった共同声明(以下に全文)を発表しました。ピースボートの寄港はスウェーデンのテレビやラジオでも報道され、乗船していた長崎の被爆者のお一人が証言を語りました。
ストックホルム寄港にあたり、スウェーデンの国会議員と核廃絶声明を発しましたピースボート参加者が核兵器反対アピールをしている様子
ストックホルム寄港にあたり、スウェーデンの国会議員と核廃絶声明を発しましたピースボートからも「ダイ・イン」という抗議行動に参加しました
スウェーデン議会、ピースボートのストックホルム訪問を歓迎
2013年5月16日ストックホルム 

私たちピースボート共同代表・吉岡達也と、スウェーデン自由党国会議員クリスター・ウィンバックは本日、核軍縮について話し合いお互いの活動や戦略から学ぶ会議をストックホルムにて行います。

 核兵器は壊滅的な人道的結果をもたらし、いかなる国際援助もそれに対処できません。1945年の広島と長崎の原爆投下は、核兵器爆発の甚大かつ制御不能な破壊力、そしてその無差別性を証明しています。核兵器が大都市に落とされた場合、何百万人もが命を奪われ、10発から100発もの核兵器爆発が起これば、地球の気候が不安定となり大々的な飢饉が引き起こされます。

 核兵器がもたらす危害は許容できないものであり、誰しもにとっての懸念事項です。核兵器が二度とふたたび使用されないことを保証する唯一の方法は、それらを全面廃棄することです。私たちは未来の世代のために、政府と市民社会が協力して、核兵器の脅威なくして生きられる世界を作る責任を負っています。

 私たちは、市民社会と議員それぞれの代表者としてパートナシップを結んでいます。私たちは、平和的手段を用いて核兵器の脅威に関する意識を高め、その廃絶に向けて即時に行動を起こそうとしている人々の世界的なネットワークの一部です。

 核兵器が存在する限り、人類はその脅威にさらされます。スウェーデンも他のどの国家も政府も、その脅威から免れることはできません。私たちは、人道的な理由に基づいて、完全な非核化に向けた有効な処置がとられることを確実にするために協力をしていかなければいけません。

 広島と長崎の壊滅的な破壊と、その犠牲者および70年近くたった今も身体的また社会的な被害を負っている被爆者たちの筆舌に尽くしがたい苦しみを、私たちは決して忘れてはなりません。このような日本の経験と日本の人々が持つ知識は、常に我々の努力の核心になければいけません。スウェーデンは数十年前に、核兵器を持つことは国の安全保障を強化するどころか、逆にそれを危うくするものだという判断を歴史に刻みました。私たちは、これらの経験からしっかりと学ばなければなりません。

 核兵器がもたらす壊滅的な人道的結果は、核軍縮のためのあらゆる努力の中心になければなりません。このような人道的議論は、論争の余地がありません。核兵器は許容しがたい苦しみをもたらすものであり、それゆえにこそ私たちは核兵器を世界から完全にかつ永久に除去しなければならないのです。

クリスター・ウィンバック国会議員、スウェーデン
吉岡達也ピースボート共同代表、日本

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