ピースボールプロジェクト2015年度/2016年度活動報告

ピースボールプロジェクト2015年度/2016年度活動報告第93回クルーズで訪れたブラジルのストリートチルドレン擁護施設にて、サッカーボールを寄贈
ピースボールプロジェクトでは、サッカーをテーマに国際交流、国際協力を行っています。世界各地へサッカー用品を届け、サッカー交流を行う活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。2016年3月末に帰港した第90回クルーズ、2017年3月に帰港した第93回クルーズで訪れたマダガスカル、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチンにて、サッカーボール、サッカー用品を届け、サッカー交流を行いました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

マダガスカル「SOS子どもの村」を訪れて

ピースボールプロジェクト2015年度/2016年度活動報告第90回クルーズで訪れたエホアラのSOS子どもの村にて、サッカーボールを寄贈。
マダガスカル(エホアラ)で活動する「SOS子どもの村」を訪れ、サッカーボール、サッカー用品などの支援物資を届けました。

世界で最も貧しい国の1つであるマダガスカル。人口の70%以上の人々が一日1.25ドル以下の生活を強いられていると言われています。また、クーデターにより政治が不安定になり、この数年の間に人々の生活水準はさらに低下しています。

今回訪れたSOS子どもの村エホアラ支部は昨年作られたばかりの新しい学校で、周辺の貧困地域の子どもたちが通います。学校施設(幼稚園と小学校)と診療所、宿舎があります。

宿舎は孤児を受け入れて里親となる女性と子どもたちが一緒に生活する場所で、自生心と自尊心を学んでもらうことを目的としています。子どもたちの食事・衣服・学習用具の全てを支援で賄っています。

SOS子どもの家では、サッカーを通してライフスキルを学ぶカリキュラムがあり、子どもたちにもサッカーは大人気。今回はサッカー場ではなく、海岸でビーチサッカー交流を行いました。ボールひとつで交流できるサッカーのパワーを感じる一日となりました。

南アフリカの子どもたちをスポーツで元気に

ピースボールプロジェクト2015年度/2016年度活動報告第93回クルーズにて訪れた南アフリカにてサッカー交流
南アフリカ(ケープタウン)のミッチェルズプレインで活動するNGO「MITS (Making an Impact Through Sports)」を訪れ、サッカーボールやシューズ、ウェアなどの支援物資を届けました。

アパルトヘイト(人種隔離政策)により、元々住んでいた土地を追い出された有色人種の国民が移住させられたコミュニティの一つです。

アパルトヘイト廃止後、体育教育が軽視されてきた南アフリカでは、若者に対するスポーツの重要性はあまり意識されていません。放課後にアクティビティなどの場所作りができておらず、子どもたちの多くは非行に走る傾向があります。

MITSは、地域の子どもたちに対しスポーツに従事する機会を提供するほか、体育コーチの育成、フィットネスプログラムの運営と、スポーツを通して子どもたち、そして地域全体を元気にするために活動しています。

特に女子に対するスポーツ教育に力を入れており、ガールズサッカーチームの結成を目指しています。

代表のキースさんからはこのようなコメントをいただきました。
「みなさんは、このサッカー用品がここの子どもたちにどんな意味を持つものなのか想像もできないかもしれません。しかし今回のプレゼントは、いつも学校へ行く靴で古びたボールを蹴り、サッカーごっこをしている子どもたちの人生を変えるものになります。今回、ピースボートの人たちとお互いの文化を紹介しあえたことも素晴らしい経験であり、これからもピースボートとの関係を大切にしていきたいと思います」
ピースボールプロジェクト2015年度/2016年度活動報告第93回クルーズで訪れたアルゼンチンのクルブ・アトレティコ・リーベル・プレートのスタジアムにて

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