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シンポジウム 「核のない世界への新しいアプローチ」を開催

 5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議を目前にひかえた今、世界から核兵器をなくすための取り組みは盛り上がりを見せています。
 「核抑止論」「核の傘」など、これまで語られてきた議論を越えて、本当に「核のない世界」を実現するために、いま、発想の転換とこれまでにない新しいアプローチが求められています。
INFO
 5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議を目前にひかえた今、世界から核兵器をなくすための取り組みは盛り上がりを見せています。
 「核抑止論」「核の傘」など、これまで語られてきた議論を越えて、本当に「核のない世界」を実現するために、いま、発想の転換とこれまでにない新しいアプローチが求められています。
 東京大学、GPPAC東北アジアとピースボートが共催する今回のシンポジウム。第一部では、長崎大学の元学長で被爆地における核廃絶のオピニオン・リー ダー土山秀夫さん、広島での核廃絶「OBサミット」のために来日するマルコム・フレーザー元オーストラリア首相[交渉中]のお二人による基調講演を行いま す。
 続く第二部では、研究者や関連NGOの皆さんらと、「核のない世界」を実現するために求められる、具体的な「新しいアプローチ」についてパネルディスカッションを行います。
 第三部では、103人のヒバクシャが世界一周クルーズを通じて、核廃絶の声を世界へと発信する様子を追ったドキュメンタリー映画を上映。この映画を撮影したコスタリカの若き映画監督エリカ・バニャレロさんにもお話を伺います。

 この時代における「核のない世界」を実現するためのヒントが見えてくるはず。たくさんの参加をおまちしています。

◆シンポジウム概要
タイトル: 「核のない世界への新しいアプローチ」
日時: 2010年4月22日(木)14:00~
場所: 東京大学駒場キャンパス学際交流ホール(*map)
定員: 150名(定員になり次第締切とさせていただきます)
参加費: 無料
主催: 東京大学グローバル地域研究機構持続可能な平和研究センター
ピースボート
GPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)東北アジア
後援: 科学研究費補助金「国連の平和活動とビジネス」
(研究代表:佐藤安信 東京大学教授)

◆プログラム詳細

総合司会: 佐藤安信氏(東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム教授)
【開会の辞】山影進氏(東京大学大学院総合文化研究科長)

【第一部 基調講演】
講演者: 佐藤安信氏
マルコム・フレーザー氏(元オーストラリア首相)<交渉中>
土山秀夫氏(長崎大学元学長)

【第二部 パネルディスカッション「核のない世界をどうつくるか」】
ファシリテーター: 野平晋作(ピースボート)
パネリスト: 高原孝生氏(明治学院大学国際平和研究所)
中村桂子氏(NGOピースデポ)
伊藤剛氏(GENERATION TIMES編集長)
秋山映美氏(株式会社ラッシュジャパン)
林明仁氏(東京外国語大学非常勤)

【第三部 映画上映&監督トークショー】
上映作品: 『フラッシュ・オブ・ホープ』(61分)
(2010年 コスタリカ エリカ・バニャレロ監督)

★2009年9月から129日間をかけ、広島・長崎のヒバクシャ103名が世界20カ国23地域を巡ったピースボート「ヒバクシャ地球一周証言の航海」ヒ バクシャとともに旅をしたコスタリカの若き監督が、各地で証言や交流を行うヒバクシャをこれまでにない、世界の視点からとらえた貴重な作品です。