「PEACE&GREEN BOAT 2017」で、持続可能な東アジア共同体をめざす日韓共同声明を発表しました

「PEACE&GREEN BOAT 2017」で、持続可能な東アジア共同体をめざす日韓共同声明を発表しました8月4日の共同声明の後に撮った集合写真
2017年8月4日、約1100人の日韓市民が乗船する「PEACE&GREEN BOAT 2017」がクルーズ第10回を記念し、日韓市民の声をまとめた共同声明「真に平和で持続可能な東アジア共同体をめざして」を発表しました。広島への原爆投下から間もなく72年目を迎える今日、日韓の市民が共同してこのような声明を発表できることは、平和で持続可能な東アジアを築く礎になるはずです。以下に同声明のポイントを紹介いたします。公式な声明文の本文については、最下部にある「日韓共同声明」よりご覧ください。
「脱原発、自然エネルギーの推進を日本政府に求めます」
2017年6月、韓国の新政権は福島第一原発事故の教訓から原発の危険性を学び、脱原発政策を宣言しました。私たちはこの宣言に対して賛同と敬意を表します。そして、この教訓を無視し、原発推進政策を進める日本政府に対して、脱原発、自然エネルギー推進への政策転換を強く求めます。

「核兵器禁止条約への加入を日韓両政府に求めます」
「PEACE&GREEN BOAT」はこれまで4回被爆地・長崎を訪れ、被爆者の方々の証言を聞いてきました。本年7月に核兵器禁止条約が国連で採択されましたが、日韓両政府は「核兵器による抑止力は必要」ということで加入していません。私たちは人類への破滅的被害を回避するため、両政府に対してこの条約への加入を求めます。

「私たちは持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいきます」
地球温暖化による気候変動は、人類に破滅的被害をもたらします。私たちは自然エネルギーの推進、平和、気候変動対策を含む国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けて、包括的かつ創造的に取り組んでいきます。

「オリンピックが真の平和の祭典になるように努力します」
来年のピョンチャンオリンピック、2020年の東京オリンピックが、真の平和の祭典として環境を最大限配慮した持続可能なオリンピックとなるよう「PEACE&GREEN BOAT」の活動を通じて協力し合い、その過程が来たる「東アジア平和環境共同体」建設への礎となるよう努力することをここに表明します。

「PEACE&GREEN BOAT」とは
「平和で持続可能なアジアの未来」を目指して、ピースボートと韓国のNPO「環境財団」が共同でコーディネートする船旅として、2005年から始まった企画で、今クルーズで第10回を迎えます。このクルーズには日本と韓国からそれぞれほぼ同数の参加者がひとつの船に乗り、アジア各国を巡りながら、寄港地での交流プログラムや船内生活をともに体験します。
日韓共同声明はこちらからご覧ください
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石井 優子
石井 優子
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)PEACE&GREEN BOAT災害救援と防災
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