歴史を見つめ、ともに未来を作る-日韓クルーズに参加してみませんか

プロジェクト:歴史と和解 寄港地エリア:アジア
歴史を見つめ、ともに未来を作る-日韓クルーズに参加してみませんか4.3事件資料館を見学する参加者(2014年11月)
日本のピースボートと韓国の「環境財団」は、「平和で持続可能なアジアの未来」を目指して、共同でコーディネートする日韓クルーズPEACE&GREEN BOATを2005年から実施しています。このクルーズには日韓から半数ずつ参加者が乗船し、船内外で東アジアの歴史を学び、話し合う企画が多数行われています。

隣国の友人をつくり、歴史から学んでともに平和な未来を作る。日韓クルーズは、そんなきっかけをあなたに提供します。ここでは、2016年に行われた日韓クルーズでの企画を紹介します。

南京大虐殺記念館で過去の事実と向き合う

歴史を見つめ、ともに未来を作る-日韓クルーズに参加してみませんか当時の証言を行うツェン・ホングイさん(2016年8月1日、南京)
過去、日中戦争で南京を占領した日本軍により数十万人ともいわれる人々が南京で殺されました。今回、中国の南京大虐殺記念館を訪れ、辛くも生き延びた方の証言を聞き、事実を正面から見つめました。

記念館では、南京大虐殺の生存者である92歳のツェン・ホングイさんから当時の証言を聞きました。チェン・ホングイさんは当時の様子を「1937年12月に日本軍が南京城を侵略し、家に火をつけ多くの中国人を殺害した。その中でも中国の兵士だと疑われた人は川で銃殺され、その死体は川に流されていった」と語りました。

そして最後に、「このことを次世代も忘れてはいけない。日中が永遠に友好関係を築いていけるよう願っています」という言葉を私たちに投げかけました。

民主主義とこれから目指す社会

歴史を見つめ、ともに未来を作る-日韓クルーズに参加してみませんか左2人目から奥田愛基さん、寺田ともかさん、オ・キョンジンさん、チョ・ヘミンさん、ムン・ユジンさん(2016年8月4日、船内にて)
2015年の夏、60年安保闘争以来といわれる多くの人々が国会を取り囲みました。この中で、特に若い世代の声が注目を浴びました。この企画では、そのようなうねりを作ってきた日韓同世代の若者からこれから目指す社会について語ってもらいました。 

SEALDs関西メンバーの寺田ともかさんは「その人の能力、生産性があるような人が優先される社会から、みんなが当事者として考えられ、生きていく価値があるということを保障していく社会になれば」と話しました。また韓国の学生チョ・ヘミンさんは「社会の弱者になったとしても、自分を肯定できるようなことをしたい」と語りました。

最後にSEALDs創立メンバーの奥田愛基さんは「大人が政治だと思わないところ、個人的な問題を上の人が政治として扱ってくれない。それは個人的な体験から始まっていかないといけない」と語りました。

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