【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けよう

【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けようクルーズディレクターの上野が代表して楽器を贈呈しました
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。

2016年10月29日、第92回ピースボート地球一周の船旅では、ジャマイカ・モンテゴベイに寄港し、Alpha Boys' School(アルファ・ボーイズ・スクール)に楽器を届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

One Love Jamaica Festival 共同企画

【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けよう東京都にある代々木公園、お台場にて行われたワンラブジャマイカフェスティバルにてブースを出店
毎年日本国内で行われる『One Love Jamaica Festival』と協力し、ジャマイカのキングストンにある“Alpha Boys' School(アルファ・ボーイズ・スクール)の音楽教育プログラムの支援キャンペーンを行いました。

2015年、2016年と行われたOne Love Jamaica Festivalにてピースボートのブースを出店し、楽器集めを呼びかけました。

当日はたくさんの来場者に、自宅に眠る楽器を提供いただけないか、ピースボートの国際協力、国際交流に関する声かけでブースが盛り上がりました。

その結果、ピアノ、バイオリン、ドラム、ギター、トランペットなど50点の楽器が集まり、ピースボートが出港する2016年8月に船に支援物資を積み込むことができました。

2016年10月29日ジャマイカ・モンテゴベイ寄港

【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けようピースボートの入港に合わせて港の岸壁、ターミナルにて 生徒による歓迎コンサートが開催されました
今回、首都キングストンにある3つの学校、アルファ・インスティチュート、ペンブローク高校、バルマジー小学校から生徒約50名がピースボートに来訪。船の入港に合わせて岸壁でコンサートが行われ、ピースボートの寄港を歓迎いただきました。

バラマジー小学校は1962年にスラム街に開校した公立の小学校で、6才~12才の子ども約760名が通っています。算数、英語、社会、科学、音楽、宗教などを教えていますが、生徒の大半は貧困地域の子ども達。給食費や制服代もままならず、また、2010年時点での識字率は50%以下という状況でした。

授業についていくことができない子どもたちのための放課後の補習や、夏休みや休日のワークショップなど新たなカリキュラムを実施したほか、教育に「音楽」を取り入れジャマイカ文化復興委員会による文化イベントや大会へ積極的に参加することを目標にしたところ、生徒の教育へのモチベーションが高まり、また学校離れが解決され始め、現在この学校の識字率は85%まであがりました。

音楽に力を入れ始めたこの学校には全く楽器がないのが現状で、子どもたちの教育のサポートにつながる今キャンペーンの意味を改めて振り返ることになりました。

楽器の贈呈式、記者会見を開催

【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けようアルファ・インスティチュート、ペンブローク高校、バルマジー小学校の生徒と 船内で記念撮影
ピースボート船内にて行われた楽器の贈呈式及び記者会見は、One Love Jamaica Festival 及びサンメルナ財団の協力のもと開催され、生徒による船内コンサートも開催されました。

開会の挨拶をしたモンテゴベイ市議会議員のジェーソン・カミングス氏からは「平和とは、力で得られるのではない。理解によってのみ得られるのである」というアインシュタインの名言でスピーチが始まり、楽器の寄贈セレモニーの際には、アルファ・インスティチュートの代表であるアンドレ・アドマン氏から、これまでの活動への感謝と今後の発展について言葉をいただきました。

第92回ピースボートのクルーズディレクターである上野大から「3校の功績を賞賛し、これからも、One Love Jamaica Festival 及びサンメルナ財団と協力しながら、学校での音楽教育支援に貢献していきたい」とコメントをしました。
【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けようキングストンにて授与式を行いました
最後にジャマイカの国民的ミージシャン、リチー・スティーブンズによるライブを実施。

彼は、日本で開催されたOne Love Jamaica Festival2016に出演したアーティスト。「オー・ソレ・ミオ」というイタリアのオペラをレゲェ調にアレンジした曲を披露。「なんてすばらしい晴れた日!なんて爽やかな風!まるで祭りのようだ!」という前向きな歌詞に勇気づけられました。

バルマジー小学校の代表、アン・ジョンソン・ブラウン氏は、「今回のようにUPA国際協力プロジェクトと音楽を通して、生徒にメッセージ送ることは、将来の生きる力、スキルを伝えることにつながる」とコメントをいただき、今回の寄贈式の幕を閉じました。
【支援物資活動レポート】ジャマイカの子どもたちに楽器を届けようキングストンの子どもたちに物資が届きました

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