「原発災害は続いている」-福島からの声を世界に発信しています

プロジェクト:災害救援と防災
「原発災害は続いている」-福島からの声を世界に発信しています日本外国特派員協会で発言するひだんれんの長谷川健一さん(右から2人目)、そこから左へ武藤類子さん、ピースボートの川崎哲、メリ・ジョイス
3月1日(火)、福島原発事故から5年を前に日本外国特派員協会が行った記者会見に、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)共同代表の長谷川健一さん、武藤類子さんと並んで、ピースボートの川崎哲が参加し、福島の原発事故の現状と今も続く問題点を各国のメディアに訴えました。
この会見の中で、ピースボートの川崎哲は他の団体とともに作成したブックレット「福島 10の教訓」を紹介しました。このブックレットは2015年3月に仙台で開催された「第3回国連防災世界会議」に合わせ、福島原発災害の教訓を世界に伝える目的で作成されました。ブックレットの言語はすでに、日本語、英語、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、アルメニア語、トルコ語、アラビア語で印刷されています。また、これらの言語以外にもポーランド語、ベンガル語、インドのヒンディー語、タミール語、マラティー語などへの翻訳が現在行われており、福島の教訓が世界各国に広がり続けています。ブックレットについては、下記リンク先よりご覧下さい。

同会見に出席したひだんれんの長谷川健一さんは、政府が来年3月に避難区域の解除を向け動いていることに対して、「除染が終わったとされる飯舘村の土壌調査を独自に行ったところ、国の基準の3倍以上の放射線量を検知した」と語り、「政府は事故の幕引きを早く行い、原発事故をなかったことにしようとしている」と述べました。

また、ひだんれんの武藤類子さんは、政府に対して(1)被害者への住宅無償提供を来年3月に打ち切る方針を撤回すること、(2)年間の追加被曝線量が1mSvを下回ったことが実証されない限り避難指示を継続すること、(3)原発事故子ども被災者支援法に追加した「帰宅困難区域以外は避難が必要な地域ではない」という条文の撤回を求める、緊急要求をひだんれんから提出すると述べました。

なお会見の通訳をピースボートのメリ・ジョイスが担うなど、ピースボートは会見の準備をサポートしました。

記者会見の様子は以下の通りメディアに掲載されています。

2016年3月1日(火)
■THE PAGE 「【中継録画】福島原発事故から5年、被災者団体の団長らが会見」
■THE PAGE 「ひだんれん長谷川氏『原発の恩恵はなく、放射能だけがやってきた』」
■THE PAGE 「福島原発告訴団の会見(全文1)飯舘村の現状とひだんれんの活動について」
■THE PAGE 「福島原発告訴団の会見(全文2/完・質疑応答)安全アピールは東京五輪のため 」

英語字幕つきビデオ「3.11から5年 福島の声」

同会見に参加したひだんれんの長谷川さん、武藤さんにインタビューを行い、福島原発事故から5年目の福島の声としてまとめた約4分間の英語字幕つきビデオ「Five Yeas On - Voices of Fukushima」を作成しました。海外の方むけの素材としてご活用また拡散いただければ幸いです。ビデオは下記リンク先よりご覧下さい。

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