GPPAC事務局長が来日、紛争予防について議論を深めました

プロジェクト:紛争予防(GPPAC)
GPPAC事務局長が来日、紛争予防について議論を深めましたピーター・ファントイルさん(左から二人目)を囲んで(ピースボートセンターとうきょう)
1月18日、GPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ )国際事務局長のピーター・ファントイルさんがピースボートを来訪、スタッフと意見交換会をしました。ピースボートは、GPPACの東北アジア地域の運営を担当しています。
GPPAC事務局長が来日、紛争予防について議論を深めました1月18日夜の懇談会で。後列右から3人目がファントイルさん
GPPACの国際事務局はオランダにあり、世界各地で展開されているGPPACメンバー団体の活動の全体的なモニタリングや評価、資金調達などを行うかたわら、多くの現地NGOのサポートにも携わっています。「様々なレベルでやりとりできるのがGPPACの強み。地域のネットワークと国際的なネットワークの双方と協力しながら問題解決に向けて活動を行うことができる。」ピーター・ファントイルさんは語ります。

意見交換会では、GPPACの取り組みについて、西アフリカのマリ共和国の事例なども取り入れつつ報告をしていただきました。

2012年頃から紛争状態にある西アフリカのマリ共和国では、民族対立の激化や過激派組織の台頭などにより、市民を取り巻く状況は混迷しています。GPPACは、西アフリカ地域の事務局を担当するWANEP(平和構築のための西アフリカネットワーク )や現地で活動するNGOなどと提携しながら、マリ市民の安全保障に取り組んでいます。また、現地に駐留する国際連合マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)に対しても、市民との接し方や現地の風習などについて、トレーニングを行っています。

ファントイルさんは、一般市民が暴力や貧困にさらされている現状を武力によって解決するのではなく、市民の声を取り入れ、雇用・教育などを含めた人間の安全保障の観点から平和構築に努めることが重要であると、GPPACの活動の意義を語りました。

活動報告の後には、気候変動と紛争の関係や、ヨーロッパへの難民流入などの問題などについて意見交換を行い、問題解決に向けた国際的な連携の重要性を確認しました。

また同日夜には、国内の主要な平和NGO、平和研究者らとファントイルさんとの懇談会も開催しました。

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