カンボジアで地雷被害者や地雷原の村に暮らす人々と交流しました

プロジェクト:地雷廃絶キャンペーン(P-MAC) 寄港地エリア:アジア クルーズ: 第90回 地球一周の船旅
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カンボジアで地雷被害者や地雷原の村に暮らす人々と交流しました
第90回ピースボートで「カンボジア地雷問題検証ツアー」を開催しました。今も人々の生活に大きな影響を与える地雷の除去活動や被害者への支援を続ける人々、そして地雷原の村に暮らす子どもたちと出会いました。

地雷被害に遭った青年との出会い

カンボジアで地雷被害者や地雷原の村に暮らす人々と交流しました義足支援センターで歩行訓練中の青年と交流
ツアーでは、地雷被害者をはじめとした障がい者への支援を行う団体を訪問し、被害者から事故当時の経験や、現在抱える問題をうかがいました。

義足支援センターで出会った25歳の青年は子どもの頃、牛の世話をしている時に地雷事故に遭い、片足を失いました。ツアー参加者と笑顔を見せながら話していましたが、これからやりたいことはあるかと訪ねると「何もない」と、将来に希望を持つことができないでいました。参加者は同年代の青年が、何十年も前に埋められた地雷により足を失い、そのために将来の目標を持つことができない現状に衝撃を受けました。

地雷原を安全な小学校に

カンボジアで地雷被害者や地雷原の村に暮らす人々と交流しました現在は教室にぎゅうぎゅう詰めで授業を受けている
ピースボートは現在、カンボジア北部プレアヴィヘア州に位置するスナハイ村の地雷を除去して、小学校を建設するための募金活動を続けています。

私たちがスナハイ村に到着すると、子どもたち約100人と先生が出迎えてくれました。スナハイ村では、村人が建てた手作りの校舎があるのみで、教室が小さいためにすべての子どもたちが学校に通うことができません。村の人々はピースボートが支援する新しい学校に大きな期待を寄せています。

ジャングルの奥地にあり、地雷が今も残るスナハイ村に外国人が来ることはほとんどありません。始めは恥ずかしそうにしていた子どもたちですが、時間の経過とともに緊張も解け、歌を歌ったり一緒に遊ぶうちに大きな笑い声を上げて楽しむ姿が見られました。

地雷除去は復興への第一歩

カンボジアで地雷被害者や地雷原の村に暮らす人々と交流しました20才の校長先生による模擬授業を受ける。子どもたちが楽しめるよう工夫されている。
ツアーでは、ピースボートが2005年に地雷除去と小学校建設を支援したコーケー村も訪れました。コーケー村もスナハイ村と同様、地雷が残る村でそれまで学校がありませんでした。小学校ができた後は、安全な学校ができたことで、他のNGOなども教育支援をはじめました。それまで文字の読める村人はほとんどいませんでしたが、10年経った今ではコーケー村から大学に進学する子どももいます。地雷除去が村の復興や子どもたちの将来に大きな希望を与えています。

詳しくは

ツアーの詳しい様子はピースボート地雷廃絶キャンペーンP-MACのブログをご覧ください。

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