南半球をめぐる第90回ピースボート地球一周の船旅が出航しました!

南半球をめぐる第90回ピースボート地球一周の船旅が出航しました!
本日12月17日午後1時に、横浜大桟橋ターミナルから第90回ピースボート地球一周の船旅が出航いたしました。人気の南半球をめぐり20の寄港地を訪れる、105日間の船旅の始まりです。
南半球をめぐる第90回ピースボート地球一周の船旅が出航しました!
間もなく迎える洋上でのクリスマスやカウントダウン、お正月もまたとない体験となりますが、今回のクルーズの最大の見どころは、何といっても南米最大のフェスティバルである「リオのカーニバル」(ブラジル)が行われている最中に、リオデジャネイロに寄港することです。現地でカーニバルを鑑賞するのはもちろんのこと、船内でもブラジルのダンサーによるサンバスクールが開校され、洋上から盛り上がっていくことでしょう。

一方、世界で起きていることを直に体験し、現場の声を聞けることも、ピースボートの旅の魅力の一つです。今回の旅は、地球一周の寄港地としては数年ぶりとなる沖縄(那覇)からスタートしますが、現在、辺野古の基地問題などで揺れる沖縄と日本本土との関係を、改めて問い直す機会になるかもしれません。

アフリカ地域では、海面上昇によって水没の危機を迎えている島、モルディブに寄港します。海面上昇の主な原因とされているのは、温室効果ガスの増加による地球温暖化です。先日はその気候変動を止めるための会議、COP21がパリで開催されていましたが、モルディブは美しい南の島国というだけではなく、世界中が注目する問題の最前線になっています。

クルーズの最後には、ピースボート初寄港となるマーシャル諸島(マジュロ島)を訪れます。マーシャルは、冷戦時代に米国による核実験が繰り返された地域です。日本ではビキニ環礁の核実験に巻き込まれたマグロ漁船の「第五福龍丸事件(1954年3月)」などが知られていますが、マーシャルの島々に暮らす人々も被曝の影響を受け、長い間沈黙させられてきました。

このクルーズでは、同じくフランスによる核実験が行われたタヒチも訪れます。タヒチ、マーシャル、そして原爆や原発事故など再三にわたり核の被害を受けてきた日本をめぐる太平洋航路では、核のない世界に向けて人々とつながっていきます。

船は、2016年の年明けを洋上で迎え、2016年3月30日に横浜港に帰航します。今後は、船上からのリポートもWEB上に掲載していきます。どうぞお楽しみにしてください。

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湯川れい子
音楽評論家 / 作詞家
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