セヴァン・スズキのLove is the Movement!ツアー2014が行われました

セヴァン・スズキのLove is the Movement!ツアー2014が行われました(セヴァン・スズキさん)
2月11日から25日まで、セヴァン・スズキさんの来日ツアーが実施されました。

「伝説のスピーチ」の少女は母親になった・・・

2月12日(水)、中央区環境情報センターにて、セヴァン・スズキ来日ツアーのキックオフ記者会見が開催され、ピースボートも賛同団体として発言しました。セヴァンさんの通訳は、スタッフの小野寺愛がつとめました。

1992年にリオデジャネイロで行われた地球環境サミットで、「どうしたら直せるのかわからないものを壊し続けるのはやめてください」と発言した12歳の少女、セヴァン・スズキさん。彼女の言葉は、世界中の人々の心に響き、伝説のスピーチと呼ばれるようになりました。

環境活動家となり、世界中で講演活動などを続けるセヴァンさんが来日するのは、6年ぶりです。その間に、セヴァンさんは、西カナダ・ハイダ民族の若きリーダー、ジャドソンさんと結婚し、二人の男の子の母親になっています。

Love is the Movement (愛こそがムーブメント)

バレンタインにちなんで「Love is the Movement(愛こそがムーブメント)」と名付けられた今回のセヴァンス・スズキ来日ツアーは、日本に拠点を持つ20以上の平和・環境NGO、およびクラウドファンディング「Ready For?」を経由した個人献金が支える形で実現しました。

※クラウドファンディングとは、インターネットを介して不特定多数の個人から資金(支援金)を集めるサービスです。

記者会見で、セヴァンさんは訴えました。
「20年間で何が変わったかって?12歳の私は、思いを政治のリーダーに伝えれば世界が変わると信じていました。でもこの20年間で世界を動かす背後にある力が変わりました。実質の権力は政府から大企業へとシフトしています。そうした世界で政治のリーダーたちは、経済成長という呪縛から逃れることはできません。政府でさえも、自由に発言し、行動することができないシステムができあがっているのです。だから今、変化を生むことができるのは政府ではなく、『普通の人たち』の意思なのだと思います」

セヴァンの全国ツアーは2月末まで開催されました。

リオからのメッセージ

セヴァン・スズキのLove is the Movement!ツアー2014が行われました(南相馬から参加したお母さん、高村美春さんと)
なお、2012年6月に20年ぶりにリオで開催された地球環境サミットで、ピースボートは福島からの声を届けるために参加しました。その際、セヴァンさんから日本の母親たちに向けたメッセージをいただいています。ここで、そのメッセージも紹介させていただきます。

「これまで私は、母親たちが危険から我が子を守る母熊のように立ちあがっている姿を何度も見てきました。世の中に、これほどまでに強い力はありません。子どもたちの未来を脅かすものをとめ、いかなる脅威からも守るため、私たちはこの強い力を使わなくてはなりません。 原子力は、まさにこの脅威となるものです。原子力の持つ危険性とリスクはあまりに巨大です。子どもたちに影響を及ぼすだけではありません。その子どもにも、その子どもにも、そのまた子どもにも影響を及ぼすものです。これは世代を超えた犯罪です。でも、母親たちの力で必ず止めることができると確信しています。ありがとう、そしてがんばりましょう!」

ピースボートは、 セヴァンさんの来日ツアーのテーマである「Love is the Movement(愛こそがムーブメント)」に賛同し、これからも年間3000人以上の『普通の人たち』と地球一周の船旅を続けて、1人でも多くの人の中に行動する文化を育んでいきます。

ピースボートについて
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橋村ゆりな
橋村ゆりな
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)災害救援と防災グローバル9条キャンペーン
戦争は正義と正義のぶつかり合いで起こります。
正義とはある日突然裏返るもので、定義や絶対はないのです。
しかし空腹の人にパンを一欠片差し出すことは、いつだって正義なのです。
やなせたかしさんの言葉です。